えぞを 故郷・・卯根倉鉱山地図。 10才まで住んでいた記憶より
今の地図には出ていない。・・廃鉱になった。
えぞを故郷

森は遊びの舞台で、山は山菜から ぶどう、あけび、こくわなど
多くの贈り物の宝庫で有った。
子どもたちは感謝と共に 自然の持つ神聖を肌に感じながら成長した。

ぼくは後年他郷へ移ったが、やはり山を見れば神秘の怖れを
感ずることに変わりない。

   使いの子野分の通る橋渡る幼犬クロを励ましながら


   虹立てり此の山奥の奥々に火の山地獄兆しつあらむ


    日は病みて淡月残る別海町実弾射撃の砲響く

                             えぞを


------------- 六花記

雀の群れに白い鳥が一羽いる。 すずめとよく似ているがスズメには見えない。
ニュウナイスズメの♀と思うが 違っていたら訂正をお願いしたい。
ニュウナイスズメ
お隣の垣根には すずめが良く来る。 イボタノキ
 2015_09_19






泉辺にめし粒こぼれ居たりけり如何なる人が立ち去りけるか


老い鳥は歌い歌いて地へ降りぬこの草原の露を浴びつつ


身に沁みて昔の友の噂聞く言葉出さずに自嘲す彼の


草原のコースひたすら秋マラソン四方八方三百六十度

                          えぞを

霧雨つづく日
露

今でもにぎりめし大好きだ
握るときの塩味がご飯を更に美味しくする。
それに 湧き水や岩清水が加われば最高だ

今では自由のきかないぼくは 自然の中で車を止め
車の中で・・ バーベキューの時も 火に近づく事が出来ないので
お皿にもらって やはり車の中で
それでも昔に帰って楽しいひとときだ。  えぞを記


----------------- 六花記------------

おむすびと言うと 思い出一つ。
コンクリートの上で転倒・・大腿骨頚部骨折。
術前の三日ほど 何㎞かの重りで 脚を引っ張り 動けない身になる。

毎日の食事は味気なく・・その時えぞをに「梅のおむすび」を
持ってきて欲しいと頼んだ。
彼は病院の駐車場で ご飯を炊き 無骨で大きなにぎりめしを作って来た。
六花は ポロポロ涙をこぼしながらそのおむすびを食べた。

にぎりめしは、日本の食文化の最高と信じている 二人だ。 
 2015_09_12






俳句も短歌も 短い詩型の中ゆえに どうしても先人の轍を踏みやすいが
出来た作品には人それぞれの心境、心情およびドラマまで見えて
私には楽しい。

百日草

     
     ************* ***********


   霧の夜はオームが歌う昭和歌飲めずに優しき友の歌


   階段を百段下りて網干場夏果てたりし沖の汐鳴り


   草原の息づく夜の終列車凭れて寝しは兄といもうと

               **********************えぞを


クレマチス






 2015_09_05



お花が咲かない季節は鉢植えの花を押します。
インパチェンスを 電気押し花器で押しました。

インパチエンス1.JPG

インチェンス2.JPG

中心部が厚いので、あまりきれいに押せませんでした。

*******************

ー 魂揺れるがごとしー


ー父の故郷ー 文中より抜粋・・・  マム記 (この時 まだ未婚です。)

~中略~  茂り合う木々と草の甘い香り。かすかに生を営む小さな動物たちの気配
雨が葉を打つ不定のリズム。 それらが織りなす心地よい湿った森の空気の中で
私は 必死に戦っていたように思う。  ~中略~   

濡れた土の斜面に足をとられ、大木が幾手を拒み、枝先がしなって頬を打つ。

何度も転ぶ父や母。 私が代われたらと、幾度となく思った。
泥を混えて 頭の先から爪先までびしょ濡れだった。
もうすでに道など無い。 ~後略~

帰郷4.JPG


******************

血の雨の降らぬ地にして杉千本 無名戦士のごとく斃れ(たおれ)居る

段林の円天 西へ傾けば 喉あかあかと竈の(かまどの)記憶

人棲まぬ谺の(こだまの)さとに杉植えるな けもの集めて木の実降らせよ

妻と娘(こ)に言う「ありがとう」歯朶越しにザック打つ雨しずけくもあれ

******************

帰郷1.JPG


ーその内なるものー 文中 より・・・野の花

~中略~  義太夫や、長唄、端唄、落語のレコードに混じって
ベートーベン(運命)やピアノソナタと 蓄音機があり
組み立て写真機とバイオリンがあり 書架に種々の本が並んでいた。
えぞをの家の 昭和初期のことである。

幾万年の歴史の中で祖父へ、父へ えぞをへとひきつがれ
さらに 私たちの子どもたちへとー
それからも 未来へ生まれてくる子へ 受け継がれて行く
遠い音 近い音-。 それが私の魂にこだまして止まない。  (完)

****************

あれから、21年 その間に 孫が4人生まれました。誰も欠けず 
生きていると言うことだけで 幸せに思います。

一息つきましたら、次回から えぞをの闘病記を書き残そうと思っています。
個人的なことですから どうぞ闘病記もスルーして下さい m(_ _)m

 2014_12_23



玄関前 足を滑らせました。幸いバランスを取り戻して大事に至らなかったものの・・

物置から 杖を2本出してきて玄関に置きました。道はスケートリンクのようです。

ー 魂揺れるごとし ー えぞを 

 ~ 略~  蜜蜂の箱を 初めて見た。周りにふかぶかしたクローバーの絨毯。
それから栗の木や胡桃の木 通草(あけび)の蔦が わき水に影を落とし
紫色の果実が、いつも横顔向けて揺れていた。

回想の中で季節は鏡の底のように、瞬時きらめいて交差するのである。~略~

*****************

写真は 越え処(こえどこ)の頂上
迷わぬように 行きは目印の木に,赤いテープを巻いて。。

相手が見えなくなると ホイッスルを。登りは獣のように四つん這いで。

そぼ降る雨が 体力を奪います。 落下する私の体を 娘が下で受け止めます。
此処へ立つと視界が広がり 「あれだよ・・」とえぞをが指さす向こうは
まだ遠く・・河を超えねばなりません。 (野の花 記)
 
帰郷2.JPG


*****************

鉱滓の坂駆けおりて野へ出ずる 風のごとくに少年は在りしよ

五十年は吾も古にし霧たてば 墓標のごとく段丘の杉

指觸るる幹に光陰流れ居り 訪いし証に紐結びて去る

蛇たちは浅き睡りか鉱床の 真上を吾らホイッスル吹きつ

沈殿池の攻めぐ紅葉の端に座し 食す我らに石の秘め声

木漏れ陽は歌わず便槽の 跡過ぐるとき靴音朽つる

*****************

えぞを 10才の記憶から・・・住んでいた社宅の見取り図

海見えて7.JPG

****************

ー その内なるものー 野の花    文中より

~略~   かって村落の人々は 祭りに灯をともし 雪中に兎を追い
その肉をつつきながら、濁酒を飲み 「友子」という組織の中で
人々は 厳然として迫る自然と対峙し それをごく日常的に受け入れ生活をしていた。

何故それが 跡形もなく消滅したのだろう。  ~略~

 2014_12_22




01  « 2017_02 »  03

SUN MON TUE WED THU FRI SAT
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 - - - -

プロフィール

Author:六花
一人でも 楽しく生きて行こう。
心の中にパートナーが
いるのだから・・

いらっしゃいませ

検索フォーム

QRコード

QR




.