ターシャの本

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昨日図書館からお借りした。
ようやく この本に出会えて 納得した自分がいる。

     さようならターシャ

ターシャの言葉は平明で 時に独特のユーモアがあり私の心に融ける。
時々 ターシャならこんな時どうするだろう?とか、どう考えるだろう
とかから、答えを導き出したりする。

ターシャの長男の言葉

ターシャ

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今朝から 今まで春~夏の服を取り出し たたみじわにアイロンがけ
冬の衣服は 丁寧にシミなど漂白してしまう。

さて どうしよう に出会って、手が止まる。

27年前のコート

     27年前

着やすくて ブルーグレーのコートなど今時 売っていない。
胸にも両手の入るポケットもファスナーが付いている。

出張で飛び回っていたとき、航空券 電車の切符 もしもの時の
お金など入れて 絶対に取られる、落とす心配も無かった。

これを着て全国を旅した事もある。 コートには思い出が染みついている。
しかし・・袖口が・・特に左手側が傷んでいる。
素手ですることは 全部左利き、道具を使うときは右利き。
衣服が証明するんだな~
去年も見て見ない振りして着ていた。 何か良い方法はないものか

30年前の木綿糸のセーター・・

     30年前

これに合わせて、札幌の町・・裏参道のお店でスカートを買った。
これを着て シュネム喫茶店で「 洋なしのタルト」を食べていた自分を思い出す。
今年の春もこれに袖を通す事が出来ると思うと~ 生きていることがうれしい。 
今年は 100年前の布で作ったスカートを合わせようと思って居る。

考えてみれば 現在の娘と同じ年齢。 二人の子育て真っ最中であった。
いまの娘と同じ。

新しい服が一杯ある中で 何故かこだわる自分を見つめている。
そう~
白いスカートを合わせると とても長い・・背丈が縮んだのだ。
えぞをに相談する。 「5センチほど裾上げしようかなぁ?・・」と

えぞを 「履きやすくて、ヒールの高い靴を 買いなさい」

六花  「。。。 」

えぞを 「ヒールのある靴を 背筋を伸ばして履くんだよ」と重ねて。

六花  「ターシャなら どうするかな・・ 」
 2015_03_31


受難・・2

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時計が気になっていた。 9時20分R君から 
「受かったよ」と電話が入る。
「良かったね!」「でも僕の希望はそこじゃないから」 
「分かってるよ。でもおめでとうだね」

15の春を泣かせない・・誰が言ったか・・親も先生も必死だ
それが分かるようになるのは・・我が子を持ったその時だ。

墓守のこの孫は やはり 「めがねさん」
まむが言うには 「布団を被って懐中電灯で本見てるんだよ
「そんなことするから 目だって悪くなるよ。」
私 「笑って コメントしない」

昨日のこと 帰省しているアンが コンタクトも必要になると
話している。

アンの眼鏡  東北人のDNAを受け継いで 色白のアンに
とてもよく似合う 赤い眼鏡・・・

DSC06532.jpg

六花  「女の孫はみんな近視じゃないのにね~」

アン  「そうだね これにはわけがあって 本が読みたいのに
     もう寝なさいって 電気消されて 仕方が無いので
     布団被って 懐中電灯で本読んでいたの 
     そしたら・・・」

六花  「そんなに 本読むのやめられなかった?」

アン   「先が気になって 頭がぐるぐるするの」
          (どうも六花と同じ状態になるらしい)

六花   「そうなんだよね 気が付くと朝になってるよね」

アン   「うん」 共感の笑み 

そしてアンが言ったのだ~~

アン  「自分に子どもが出来たら、そんなに本読みたいなら
     何時まで読んでいても良いから ちゃんと電気をつけて
     読みなさいって 言うつもり」

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落語じゃ無いけど、落ちがついたね  
それまで 生きていたいけど・・ムリ~~
 2015_02_27


受難

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戦前・・幼児だった頃 近くの本屋さんから毎月
「少女クラブ」を買って貰っていた。
毎月 わくわくして月刊誌を待つことの楽しさを
私に教えてくれた。 あの手触り あの匂いは
いまでも鮮やかだ。

やがて戦争が始まり、本は子どもの世界から消えた。
戦後も ひもじくて 食べることばかりに大人はこころを
くだいていた。

本は買って貰う物ではなく、誰かから借りて読むもの
図書館はなかったから・・学校の図書室にあるカビの
臭いのする本が全てだった。

それでも裕福な子は本棚から何かしらの本を貸してくれ
「高瀬舟」 や 「母を訪ねて三千里」など いまでもその時の
環境や 住まいの臭いまで思い出す。

中学校へ入ってからは 大きな炭鉱町への転校で
裕福な子も多く、借りて プルーストや 「風と共に去りぬ 」
川端文学に夢中になる。特に「雪国」はいままで5回ほど読んだ。

母は 「女が本を読むと碌な者にならない」と叱り
電気を消されてしまうので、ついには 懐中電灯を
布団の中に持ち込んで読んだ。

「本を読む女は 腰が重く 家事をしないから 読書の週刊は
つけない方が良い」  

「あんな風に本を読むと アカになる」

いわれのない 読書妨害は、いまも思い出し無念である。

高校は汽車通で 隣町だったから 公民館の薄暗い
図書室が自分の場所になる。 ぎりぎりまで家には
帰らなかった。
あるひ 学校の二宮金次郎の銅像に気が付き
(そうだ! これを真似すれば良い)と
学校の行き帰りに それを実行した 
いまは、転んで骨折しそうで   

中学生のころから 読書日記を大学ノートに
付けていて 三冊くらいになっていた。
引っ越しを繰り返す内に紛失して 惜しいことをした。

最初のページに書いていた言葉は覚えている。


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「読もう ゆっくり読もう・・本は決して私を裏切らない」

中学生の子どもの 精一杯の言葉だったと目頭が熱くなる。

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この後 高校で   国語の女教師から 「まだ早い」と
注意を受けるようになる。

たまたまその時 「何を読んでいるのー」と近づいて来た
彼女は ホーソンの 「緋文字」を見たのだ。

それは 三島由紀夫の 「禁色」を読んだ後の興味から
手に取った本だった。驚いたことに私がそれらを
読んでいるのを、女教師は知っていた。

特別な本だけに興味があったわけでは無い。
「潮騒」に 乙女心が刺激され、「金閣寺」も「仮面の告白」も
本なら・・・手に入る本なら何でも良かっただけである。

時代のせいには したくは無い。
でもそんな時代を過ぎて・・いまは公然と何でも読める
時代になった。  

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血液検査の結果 ACTHが 少し高く コルチゾール数値は
やはりもう少し高いと楽になるのだが~

4月に 下垂体の検査に入ることにした。 予約しないとね。

つい~病院の図書棚へ近づいてしまう。
12時には 本を閉じることと 自分で自分に催眠をかけている。


     病院図書館


     春の兆し

     ネコヤナギ

 2015_02_26




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プロフィール

Author:六花
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