土曜俳句・・えぞを

Category: 在りし日の俳句  


幌加内町・六花の生まれ故郷は-26度だったという。やはり大寒だ。


━━━☆1953年(昭和28年) 4月作品 えぞを23才・‥…━━━☆


丘の上は 無人の境 花林檎


啄木忌 黙し(もだし)暮れゆく 顔いくつ


二十路の 生死茫たり 花ぐもり


肋切る日を 待つ母子 鳥歸る


花の下 乳を吸ひ嬰児 華やぐも


おぼろ夜の 馬と顔あふ なつかしや


朝寝して かの鴉奴に 呼ばれ居し

五月作品

童駆け 暮れいろ幾重 麥の秋

花散るや 晝月あそぶ 顯誠塔

初蝶は 淋しかりけり 町の裏


・‥…━━━☆・‥…朱色ノートより━━━☆・‥…━━━☆



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 黙し・を もだと呼ぶと習った句だ。 俳句には独自の約束事が有り
いまだに難解だと思って居る。

 肋切る日・当時の結核患者の切なる願いだった。肺葉切除のために
えぞをは 肋骨を3本切った。そこから肺を取り出し患部を切除
ストマイで洗浄した。 術後の痛みにモルヒネを使ったと話していた。

 短冊 真ん中の句・・<かくとおちる>と読むのでしょうか?  

                              六花

 2017_01_21


Comments

大丈夫です! 

桐の花さんが付いていますから だいじょうぶですよ!
出来るだけ長くお二人で生活していくが 原則ですもの。

御主人は がんばり屋さんなんですね。
本人の意志が決め手となるなと思う事も有ります。
桐の花さんは 体重戻りましたか?

風邪引かせないでね。 六花の失敗は風邪を引かせたことでした。
六花  URL   2017-01-22 10:31  

手術 

サヌ・ヒロさん
そうですねー 体力調整うまく行ってますか?
その時代の中で 最善のことをして頂くんですね。
痛みも上手にコントロールして貰えますね。
手術の成功祈っていますね。
六花  URL   2017-01-22 10:26  

昨年の冬 

昨年の今頃。
えぞをさんも私の夫も病床でしたね。
暗闇にいた私は6kg体重減少。
そして3月13日。
えぞを様は永遠の旅へ。
私の夫は光が見えてきました。
病気のデパートさんなので、えぞを様の年齢まで長らえられるか?
六花さんのように慈しんであげられるか心配。
えぞをさんの足跡をウエブで公開してくださったので、私達も共有できます。
桐の花  URL   2017-01-22 04:07  

あと二週間程で、、、 

私の場合は、胸骨の中央部分を縦に切るのだそうです。 そうすると自然と肋骨が左右に開くので、脚の血管などを持ってきて心臓に縫合してバイパス血管にするのだとか。 私の心臓は動かしたまま、三ヶ所にバイパスを造れば、もう一度骨を中央で合わせて針金で縛り、手術は終わりです。 その心臓外科の先生はこれまで一度も失敗がなく、100%の成功率だということです。  2月の初旬まで、あと二週間程ですが、一度延期をしただけに、もう一度、覚悟を固めている途中です。
 
サヌ・ヒロ  URL   2017-01-21 23:27  

風のフェリシアさん ありがとうございます。 

どうやってお調べになるのかと・・不思議な気が致します。
こうして書いて頂けると 家族の者がやがて父の 祖父の
俳句を理解して行く道しるべになろうかと思われます。

波郷の句も蛇笏の句も ただすごいなーと感心しきりです。

イチゴの押しをしているのですよね。 出来上がりましたら
更新のときに見せて下さいね。

六花  URL   2017-01-21 19:04  

デ某さん ありがとうございます。 

負担に思われるのではないかと気がかりです。
コメント欄を閉じようかとも考えながら
教えて頂く・・こともあったりして・・
今回もフェリシアさんに読み方を教わりました。
あまり気になさらずに居て下さい。

これから3月13日までに終われるかどうか心配で
或いは 土曜で無くても書かねばなりません。

決めたことですので 命日までに終わらせます。
ですからどうぞ 気になさらずに居て下さいませ。
六花  URL   2017-01-21 18:58  

久仁さん今晩は。 

そんな風におっしゃって頂き有り難うございます。

子ども達が 古い書き付けや 古いノートが
散逸するのをおそれ 共有したいと思って居るようなのです。
私も応えるために一生懸命手書き文字などで
漢字を見つけたりしています。 3月13日の
えぞをの命日までおつきあい下さいませ。
六花  URL   2017-01-21 18:52  

No title 

「赫と没る」は「かくといる」かと。

「春日没る荷馬車の馬の行きつ糞り 石田波郷」の
「春日没る」は「はるひいる」らしいので。

「竈火(くどび)赫(くわ)つとたゞ秋風の妻を見る 飯田蛇笏」
などというのをみると、
作者の思うままに読ませていいのかもと思ってしまいます。

しかし、えぞをさんは文字も上手いですね~。
何をやらせても一流のお方・・・<(__)>
風のフェリシア  URL   2017-01-21 14:11  

もだし モガリて 

きょうは、朝から出かけ夜まで帰れません。
「読み解く」などおこがましく いつも「自分なりの受けとめ」ですが、
その時間がなく 出先にて一句だけ...。

> 啄木忌 黙し(もだし)暮れゆく 顔いくつ

偶々 先刻観た演劇公演「人恋歌」に啄木も登場していましたので、この一句を。
また 啄木の眠る立待岬の墓地には わが義父も眠っています。

さすが啄木となれば 「啄木忌」も忌語ならぬ季語。
「黙し」の一語に 夕闇迫る墓地にて偲ぶ人々の表情が思われます。
あわせて 字は異なりますが、その語感から
壇一雄 「モガリ笛 いく夜もがらせ 花ニ逢はん」の句を思いました。
デ某  URL   2017-01-21 13:54  

No title 

えぞをさんは、句の力も感じるのですが
書の素晴らしさも驚きですね
私ごときが軽々にコメント出来る句ではない
と思うのですが、いつも感嘆しています
久仁  URL   2017-01-21 10:57  

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