土曜俳句・・えぞを

Category: 在りし日の俳句  


釧路湿原に夕陽落ち

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---------1954年(昭和29年) 3月・4月作品----えぞを24才

三月作品

行く雁や 画布に未完の 裸婦構図


鳥雲に 隣室ささめき ささめき居る


縋らんに 街夕空の 巨氷柱


ふつふつと 胸鳴り春の 陽に瞑す


熱の眼が さまよふ春の 夕焼け中


鈴振りて 癒えゆくこころ 夕ざくら


芹摘みの 語らひに寝ぬ 病家族


千斤の 重き足うら 草萌ゆる


四月作品 

五月来ぬ 探り汗ばむ 衣囊の銭


つばくろの 覗きうなずき 吾が晝餉


人影なき 厨の裏や 花林檎


----------朱色ノートより----------



海に春が来た 厚岸漁協

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鰊が来ると炭火をおこして焼いてくれたでしょう。
ボクは覚えているよ。美味しかった。
ご飯食べなくてイイヨって言ってくれたから
大好きな鰊を 何本も食べたよ。

小樽っ子の息子に 鰊を買った。
聞いたら 一本でお腹いっぱいになったよし
息子も年をとったんだな~  






 2017_02_11


Comments

忘れ草さん ありがとうございます。 

検索しましたが我が町は出て来ませんでした。 ほんとうに遅れている
そんなことにはお金をかけない・・という町なんですね。
でも図書館はとても対応が良くて 希望の本は買って下さいますし
無ければその場で道立図書館へ連絡を取ってくれます。
到着しましたら電話が入り 取りに行きます。
そろそろ泣かずに図書館の玄関をくぐれるでしょうか・・
六花  URL   2017-02-13 09:28  

蔵書検索 

六花さん、図書館から借ります?
お住まいの図書館の蔵書検索をして、もしない場合は、図書館を通じてどこからでも貸し出しを受けることができますから、「北海道内図書館 横断検索」をご利用ください。
http://www2.library.pref.hokkaido.jp/wo/crs/crs

書名を書き、お住まいの地域にチェックを入れて検索すると、左側に結果が表示されます。

ちなみに道東の地域にチェックしました。2冊とも相当数の本が表示されました。

私は点訳するので手元に置かなくてはならず、Amazonで中古品を買いました。
わすれ草  URL   2017-02-12 22:14  

太巻きおばばさん 今晩は。 

ドイツでは 鰊のオイル漬けの缶詰なんかあるんでしょうか?
小骨が多いのと身が柔らかい食感で苦手な魚です。
でも鰊を見ると春!と思うのは子ども時代の記憶でしょうか?
その頃の主食は じゃがいもでした。 お米は食べられなかった。
海沿いの子は鰊を食べて飢えを凌いだとえぞをの話しです。
六花  URL   2017-02-12 20:42  

忘れ草さん今晩は 

福島の海は死んでしまったのですね。
いまだに放射線量の多い水がひそかに海へ流れているんだとか
囁かれていますね。 あの豊かな海が何と言うことでしょう。

二種類の本を検索しました。 是非読んでみたいのです。
図書館というハードルを越えるときが来たと
解説を読みながら思いました。  
六花  URL   2017-02-12 20:34  

桐の花さん今晩は。 

ふきと炊く身欠き鰊は絶品と思います。わらびも入ると
もっといいし 笹竹が入るとなおいいですよねー
春が待たれますね。
お魚も太平洋側とオホーツクではちょっと違うし
お肉よりお魚が良いのは・・DNAに組み込まれている
からかしら?
六花  URL   2017-02-12 20:19  

 

鰊って春の魚だったんですね。
母が煮てくれた鰊の懐かしい味を思い出しました。

景色が綺麗ですね。
太陽の少ないベルリンから見ると羨ましい景色です。
太巻きおばば  URL   2017-02-12 18:56  

カレイの獲れる海 

ニシンは小骨が多くて子どもの時は苦手でしたが、脂ののった焼きたてはとっても美味しい魚ですよね。
故郷福島はカレイやヒラメが獲れる海だったのに、放射能で出漁禁止。
試験操業では5年間で育った、丸々大きい魚が獲れるそうですが。

選んだ本は、『ストロベリー・ロード』石川 好 です。
3か月を待っている本は『続・竹林はるか遠く』ヨーコ カワシマ ワトキンズ です。正編のほうも勿論読みたくて、県立図書館に貸出依頼しています。楽しみです。
わすれ草  URL   2017-02-12 13:05  

お魚さん 

こんにちは!
新鮮で立派な鰊ですね。
海辺と言えど、場所により獲れる魚が違いますね。
いきのいい魚を食べてる海辺の人は、山国の塩辛い切り身魚は、うんざりですね。こちらではミガキニシンを山菜と炊きます。
桐の花  URL   2017-02-12 11:57  

鰊 

そうそう 言葉は魔法です!
古平産は身欠き鰊を冷凍して 今昆布巻きを作り食べています。
厚岸の埠頭は 鰊を上げるときにこぼれ散るのでしょう
魚鱗がきらきら埋め尽くしております。
一キロ3本を買いましたら 数の子入りが2本でした。
春ですね~ 魚で知る春・・小樽はいつもそうでした。
六花  URL   2017-02-12 09:54  

にしん 

 六花さん
えぞを様の俳句、いつも楽しみにしております。
まだ、お元気なように思えてなりません。
 「にしん」、厚岸にも揚がっているようですね。
小樽の「にしん」、店頭で見かけると買っています。古平産とありますと
特別美味しいような感じが致します。2~3日前、数の子の入っているのを
見つけて来て焼いたところ、1本!夫はたいらげました。今度意地悪して
「これ古平産ですよ」と、いつも言ってみようかしら・・・うふふふ。
お魚には、いつも小言が多いのでね。
お体おいとい下さいね。
hiro  URL   2017-02-12 09:34  

どさんこ 

フェリシアさんのご両親は 道産子ですか~
それではきっと食文化など伝わっていますね。
フェリシアさん北海道はまだでしたよね。
きっとご両親の産まれた地を訪れると不思議な体験しそうです。
私も父祖の地を訪ねたとき 初めてのことでしたのに
どうしても来たことがある。見た事があると思われてなりませんでした。
それはとても新鮮で納得の行くことでした。
六花  URL   2017-02-12 00:17  

何時も本当に有り難うございます。 

デ某さんが ポケットと読んで下さらなければ読めませんでした。
 >銭をさがして衣囊(ポケット)に手を入れると・・
>まるで落日にとり縋る(すがる)ように冬が去り
この字も読めませんでした。 字の変換は手書き文字で何とか捜せるのですが・・
土曜俳句はあと4回で 一周忌が参りますのでそれで終えます。
おつきあい下さっていつも感謝です。のちに読む孫たちの為にも
有り難いことです。
六花  URL   2017-02-12 00:09  

ばぁばさん 今晩は。 

 雪は道路にはありません。 道の側には50~1メートル
くらい跳ね上げた雪が残っています。
こちらは平均くらいなのかも知れません。
しかし 3月にどか雪が降ります。 ドカーンです。
それが来なければ春は来ないのですよ。
不思議な地方です。
にしん骨が多くて私は苦手ですが どうしたわけか
えぞをと息子が大好きです。
六花  URL   2017-02-11 23:59  

ふつふつが新鮮ですね! 

「ふつふつと 胸鳴り春の 陽に瞑す」

この句が今週の私のお気に入り。
「ふつふつ」という言葉に、
えぞをさんがどんなに春を喜んでいらっしゃるかが
とてもうまく表現されていて、感心いたしました。

にしんですか~。
なぜか懐かしい。
私の両親は北海道生まれです。
風のフェリシア  URL   2017-02-11 23:17  

休載かと思いましたが・・・ 

「土曜俳句」はお休みかなぁ と思っていましたら・・・(笑)

「行く雁や 画布に未完の 裸婦構図」
 三月は「別れの月」。
 裸婦の絵のモデルとなった方、
 「行く雁」のように新しい世界へとび去って行かれたのでしょう。
 絵も 絵に託された想いも 未完のままに・・・。

「鳥雲に 隣室ささめき ささめき居る」
 鳥たちが一斉に飛び立ち雲の中に消えていきます。
 季節が変わるその劇的な光景に 
 隣室の二人が 密かに声をのむように 何事かを語らうのが聴こえます。

「縋らんに 街夕空の 巨氷柱」
 夕焼けに染まる街の空。
 そこに大きな氷柱(つらら)が重なって見えます。
 まるで落日にとり縋る(すがる)ように冬が去り 春が近づいています。

「ふつふつと 胸鳴り春の 陽に瞑す」
 春の陽は えぞをさんには
 「うらうらと」ではなく 「ふつふつと」たぎる情熱だったのでしょう。
 熱い想いを胸に秘めつ まばゆい陽光に眼を瞑(つぶ)っていたと・・・。

「熱の眼が さまよふ春の 夕焼け中」
 熱の眼・・・春先に結膜炎を患われたのでしょう。
 明るい様な昏い様な・・・夕焼けの中、
 熱病にうかされるように朦朧とした眼で あたりを彷徨されたのでしょうか。

「鈴振りて 癒えゆくこころ 夕ざくら」
 まるで鈴の音のような澄んだ美しい女性の声に こころ癒される夕。
 それはまた薄墨のように可憐な桜花の姿にも似て・・・。

「芹摘みの 語らひに寝ぬ 病家族」
 その時代、「病家族」と言えば結核患者のいる家かもしれませんね。 
 水辺の一辺を競りあうように繁茂する芹。
 家族みんなで芹摘みに出かけた過ぎし日々を語らいながら床に・・・。

「千斤の 重き足うら 草萌ゆる」
 水辺の重労働を詠まれたのでしょうか。
 千斤のように荷が重くのしかかる足にも
 草萌える春を迎えた水の温もりが感じられる。

「五月来ぬ 探り汗ばむ 衣囊の銭」
 銭をさがして衣囊(ポケット)に手を入れると
 その手がじっとり汗ばんでいるのがわかり
 「あぁ、五月になったんだなぁ」と・・・。

「つばくろの 覗きうなずき 吾が晝餉」
 五月、餌を求めるつばめは人の眼の高さを滑空します。
 外で弁当箱を広げて食べていると 
 それをつばめが覗くように飛び行きます、「あぁ弁当か」とでも言うように。

「人影なき 厨の裏や 花林檎」
 人影もない厨房の裏に 可憐な花林檎を見ました。
 人と花林檎を対比させつつ
 或る種の寂寥と 或る種の静謐な安らぎを覚えられたのでしょうか。
デ某  URL   2017-02-11 22:34  

 

こんばんは

そちらは雪はいかがですか。
押し花教室、厚岸行きお出かけ出来て嬉しいです。
にしん新鮮そう、お安いですね、
海の近くはお魚が良いですね。
いなかのばぁば  URL   2017-02-11 21:23  

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